シーズン3、エピソード1: 第1話: 大学の研究員でベストセラー作家でもあるドリアン・クレインは、前途洋々たる日々を送っていた。ドリアンの新作お披露目パーティーにルイスとイノセント警視が出席したその夜、マリナ・ハートナーという女性の遺体が発見される。彼女は鏡で頭を殴られ、殺害方法はドリアンの新作の内容と同じだった。検死によりマリナは亡くなる前に性交渉を行っていたことが判明する。ルイスは、マリナとドリアンの婚約者アリスが同じ香水を使っていたことや、二人の姿形が似ていることから、狙われていたのはマリナではなくアリスだったのではないかと気づく。やがて、ドリアンも剣で刺されて死亡する。最終的に、犯人はドリアンの母親であるジニーだったことが判明する。ジニーは、血のつながりはないものの、夫が去った後にドリアンと慰め合い、彼の作品は自分との共作だと考えていた。しかし、新作がアリスに捧げられたことで、アリスが自分の女神の座を奪ったと感じ、ドリアンがいつか自分との関係をアリスに話してしまうのではないかという恐れから、マリナとドリアンを殺害したのだった。

出演 Simon Kerr, マイク・バーンサイド