MBSドキュメンタリー 映像 シリーズ
支え合い~中国残留邦人と介護施設~
兵庫県尼崎市の高齢者介護施設「三和之家」。2020年1月に開業したこの施設は、田山幸雄さん(61)、華栄さん(62)夫妻が営む。生まれつき脊椎カリエスの障害がある華栄さんは、中国・北京市の障害福祉課で働いていた。1992年に来日し、日中障害者交流の仕事に取り組む。2005年に幸雄さんと結婚。骨を埋めるつもりで、中国残留孤児たちが通いやすい高齢者施設を開くことに。 だが、コロナ禍で利用者は減少。最大200万円支給される持続化給付金は、前年の売上げ実績が必要で当初は適用外。6月末に支給対象は拡大されたが、支給額は29万円で、1ヶ月の家賃30万円も賄えない。開業費用1600万円の返済が重くのしかかる。しかし、利用者が少なくても施設を開け続け、1食200円と格安で昼食提供をする。 戦後75年の夏、高齢化した中国残留孤児たちとそれを支える人たちの声を聞いた。 ナレーター:竹房敦司