シーズン1、エピソード1: 第一回: 甲子園球場への移動のため新幹線に乗っていたプロ野球チーム・東京読売巨人軍の選手全員が、岐阜羽島駅で忽然と消息を絶った。新婚旅行で偶然同じ列車に乗り合わせた刑事の左文字進(藤岡弘)と妻の史子(水沢アキ)が、事件の全容解明のため追跡捜査を開始する。翌朝、巨人軍の長谷川代表のもとに、長嶋監督以下遠征メンバー37名全員を誘拐したという脅迫電話がかかり、身代金として5億円が要求される。左文字は、新妻の史子と新婚旅行で偶然この同じ列車に乗り合わせていたが、ジャイアンツの選手たちの誘拐現場が、急病人騒ぎで臨時停車した岐阜羽島駅であるらしいことを突き止める。そして上司であり史子の父親でもある警部の矢部精三と連絡を取りながら、誘拐された選手たちを探し始める。
