シーズン1、エピソード1: 北宋第2代皇帝、太宗 (たいそう) 趙光義 (ちょうこうぎ) は、遼との戦 (いくさ) で、重い矢傷を負う。自らの命を危ぶんだ皇帝は「子をなした者を皇太子にする」と宣言するが、これは臨月の妻を持つ第3皇子 襄 (じょう) 王 元侃 (げんかん) を指名したに等しく、元侃の2人の兄と、皇帝の実弟である秦 (しん) 王 趙廷美 (ちょうていび) の不満を招く。ある時、地震で皇宮が倒壊し、秦王と共に死を覚悟した皇帝は、実兄でもある先帝の死の真相を告白する。やがて出征先で戦死したはずの元侃が若い娘 劉娥 (りゅうが) を連れて帰還するのだった。
