シーズン1、エピソード5: 陶芸家で人間国宝の細川重春 (品川徹) が、自宅の蔵の中で遺体となって発見された。周囲には陶器のかけらが散乱していたが、その中のひとつに血痕が付着しており、犯人はそれを凶器に使用し、被害者の後頭部を一撃して殺害したものと思われた。遺体のそばの棚の上には2年前、古美術商から買った骨董品が並べられていたらしいが、その棚はすでに空っぽになっており、凶器となったのは500万円もする古備前の壺だったようだ…。死亡推定時刻は、深夜1時から3時。同居している被害者の長男・一樹 (高橋和也) が朝になって寝室にいないのを不審に思い、捜しに来て遺体を発見したという。重春はアルツハイマーをわずらっており、度々、徘徊もあったという。
