わたしの自由について ~SEALDs 2015~
終わったなら、はじめるぞ -2015年夏、路上で声を上げ続け国会前を群衆で埋め尽くした学生団体「SEALDs」。彼らの激動の夏に密着したドキュメンタリー。「民主主義ってなんだ」「これだ!」2015年。第二次世界大戦以後、70年間、平和国家として歩んできた日本の安全保障が、大きく変わろうとしていた。安倍晋三首相率いる自民党は、これまでの憲法解釈を180度転換し、集団的自衛権の行使容認を含む新たな安全保障関連法案を国会に提出した。日本国憲法第9条で定められた、戦争放棄に反するこの政府の動きに、世界一政治に無関心といわれた日本国民、特に若い世代が大きな危機感を持った。東京を中心に立ち上がった、学生団体「SEALDs」(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy-s)は、毎週金曜日に国会議事堂前で抗議活動を開始し、その動きは日本全土に広がった。この映画は、数名の若者たちが手探りではじめた社会運動の、半年間をカメラで捉えたドキュメンタリーでありパッション溢れる青春映画である。
出演 SEALDs、デモ参加者
監督 西原孝至