悪坊主侠客伝
名古屋警察署武道大会で十円の懸賞金を獲ったことで、村山幻鬼をはじめとする師範の恨みを買った盲目の鉄心は、帰路に襲撃を受けた際、死神の源次という名のステッキを巧みに使う男と出会う。数日後、大阪に出た鉄心は、出獄したばかりで金に困っていた長吉に十円を恵んでやると、7年前の出来事を思い出していた。常念寺の坊主だった頃、やくざの市兵衛の墓参で読経をしている時に安藤武平太という黒岩組の殺し屋が市兵衛を殺害し、その時鉄心も両目をやられたのだった。黒岩を締め上げて、武平太が九州・飯塚にいることを知った鉄心は九州へ向い、源次も黒岩組の命令で鉄心の後を追った…。(C)東映