前作「コレクター」に続きモーガン・フリーマンがワシントン市警最高の頭脳アレックス・クロスに扮するサイコロジカル・スリラー。映画の最後には衝撃の結末が待ち受けている。犯罪心理捜査官でありベストセラー作家でもあるアレックスは、ある捜査でパートナーを死なせてしまってから第一線を退いていた。ところが、天才犯罪者(マイケル・ウィンコット)が上院議員の娘を誘拐する事件が発生し、現場復帰を余儀なくされる。娘の警護にあたっていたシークレットサービスの捜査官(モニカ・ポッター)とコンビを組み事件の手がかりをたどっていくが、その先に待っていたのは衝撃の事実だった。誘拐犯の目的は身代金などではなく、自分が犯した世紀の犯罪をアレックスに書かせることだったのだ。タイムリミットが迫り、自ら危険の中に飛び込んでいくアレックス。果たして、誘拐犯の凶行を止め、罪のない被害者の命を救うことができるのか?