旗本退屈男 謎の紅蓮塔

旗本退屈男 謎の紅蓮塔

視聴可能: Paravi
江戸の初春の夜。三人連れの五楽、円太、弥八が異様な声を聞き、酔いも手伝って探った三人は、そこが噂に高い緋龍閣と知り、吃驚仰天。怖々忍び込んだ庭先で、図らずも聞いた行者・神坂道節と信州高遠藩の江戸家老・秋山主膳の密事とは…?国表より失踪した信州一の大分限者である手代木家の息女千代乃の消息を求めんとする厳しい詮議の問答だった。緋龍閣とは、大名・豪商を相手取り、不思議な霊権を振るって、事件を占う奇怪なる魔教一団の本拠。逃げ出した三人は、その途上平川鉄心斎、有村弥九郎らに襲われる。この窮地を救ったのは、退屈男早乙女主水之介だった。さらにその救出劇を見守る謎の前髪少年がいた。翌日、主水之介の活躍を頼ってか、昨夜の謎の少年、実は行方不明の千代乃がその身分を秘して早乙女邸に匿われる。千代乃失踪と共に信州を発った千代乃の父・手代木五左衛門と祖父の九左衛門は、緋龍閣に道節を訪ね、その神力に縋った。事件の裏におどる藤崎平九郎の素性を怪しんだ主水之介は、茶の師匠・松沢秀甫の家に彼が潜む事を知るが、扉は固く閉ざされ、主水之介の来訪にも答えない。そのため、やむなく緋龍閣を訪れる主水之介。初めて道節と対面し、事件の核心を掴もうとするが、意外にもそこには、上様発熱の回復祈祷に狂う御生母・桂昌院の姿があった…。