ホワイト
視聴可能: Hulu
日本で一大旋風を巻き起こしているK-POP。少女時代やKARAに並ぶ人気を誇り、K-POPガールズグループ最後の女王と称されるのが、7人組のスーパーマルチガールズグループT-ARAだ。“歌謡界の女王になって王冠(ティアラ)をつける”という意味で名付けられたT-ARAは、2009年7月に韓国でデビュー。「Bo peep Bo peep」が大ヒットし、KBSミュージックバンクK-chartで2週連続1位、SBS人気歌謡3週連続1位、そして2009年の第24回ゴールデンディスク賞新人賞を獲得し、その後も曲を出すごとに常に音楽チャートで上位を記録している。他のK-POPガールズグループとは異なり、メンバーそれぞれが女優として映画やドラマ、バラエティ、CMなど様々な分野で活躍しているのも特徴だ。本作『ホワイト』は、そのT-ARAの主要メンバー、ハム・ウンジョンが主人公をつとめる。子役時代から活躍し、チャン・グンソクと共演したことも。「コーヒーハウス」(10)、2PMやIUなど若手アーティストと共演する「ドリームハイ」(11)などのTVドラマや映画に出演、様々な演技経験を積んできた代表的な実力派アイドルとして知られるウンジョンは、本作でガールズグループ≪ピンクドールズ≫のリーダー役を演じ、歌やダンスでその本領をいかんなく発揮している。実際のK-POPアイドルがアイドルを演じたことでも話題となった。その他、“女性版SE7EN”と呼ばれる若手実力派ミュージシャンのメイダニや、アイスクリームのCMで注目されたチェ・アラ、「チャクペ~相棒~」で子役を演じて注目される新CM女王ジン・セヨンが≪ピンクドールズ≫のメンバーとして、ステージでの華やかなパフォーマンスや、舞台裏でのメンバー間の嫉妬や確執をうまく演じている。彼女たちの個性的なダンスの振り付けは、韓国で活躍する日本人ダンサー、三枝真希が担当した。また、もう一つの映画の主人公とも言える、伝説の楽曲「ホワイト」は、“ねこダンス”で一躍大ヒットしたT-ARAのナンバーで日本のデビュー曲ともなる「Bo peep Bo peep」を世に送り出したK-POPのヒットメーカー、≪新沙洞の虎≫がプロデュース、本格的なK-POPの演出にこだわった。さらには、2PMのジュノやアフタースクールなどK-POPの超人気グループも出演し、K-POP映画に華を添えている。
出演 ファンウ・スルへ、ハム・ウンジョン、メイダニ
監督 キム・ゴック、キム・ソン