香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン (ジャッキー・チェン) はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・赤兎 (「チートゥ」) とエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。ある日、チートゥの元持ち主であった友人ワン (レイ・ロイ) の債務トラブルが原因で、チートゥが借金の肩の一部として連れ去られる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ (リウ・ハオツン) を頼る事にする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホァ (グオ・チーリン) を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいた。
