東京で暮らす和馬は、家業の酒屋を継いだ兄・弘文のもとへ帰ってくる。数年ぶりの実家は、懐かしさの中にも変わってしまったものがあった。2人はお互いを思うが故に、少しずつずれていった距離を感じていた。そんななか、弘文は和馬の秘密を知るが…。