全国制覇へと突き進む六代目難波組の若頭・武田信八 (小沢仁志) の身に悲劇が降りかかる。深刻な病魔が身体を蝕んでいることが発覚したのだ。さらに、難波組は、組が受けていた静岡県の再開発のヤマを、錦城会も依頼を受けていたという事態が発覚し、引くに引けない緊迫した状況に陥ってしまっていた。武田は共同で事業を進めていこうと画策するが、事態は思いもよらない方向に紛糾していく。そして、武田は死に急ぐように、医者の制止を振り切って戦地へと赴く。贖罪なのか、意地なのか、残された命の限りを尽くし極道たる生き様を選んだ武田の姿は必見。ここに極道大河ドラマは完結。
