千年の愉楽

千年の愉楽

視聴可能: iTunes
世界が追悼した鬼才・若松孝二監督の最後の新作!2012年10月17日、不慮の事故により突然他界した若松孝二監督の最後の作品。紀州が生んだ鬼才・中上健次の代表作「千年の愉楽」を、若松孝二が映画化。舞台となったのは、眼下に美しい尾鷲湾を見下ろし、背後には紀州の深い緑が連なり、斜面に立つ趣ある家々を縫って小さな路地が巡る、三重県尾鷲市の静かな集落、須賀町。昭和の薫りが色濃く漂うこの集落で若松孝二が描き上げたのは、匂い立つような命、不条理ゆえに美しい命の讃歌である。紀州の路地に生を受け、女たちに圧倒的な愉楽を与えながら、命の炎を燃やし尽くして死んでいく、美しい中本の男たち。その血の真の尊さを知っているのは、彼らの誕生から死までを見つめ続けた路地の産婆・オリュウノオバだけである。年老いて、いまわの際をさまよい続けるオリュウの胸に、この路地に生を受け、もがき、命を溢れさせて死んでいった美しい男たちの物語が蘇る。
出演 寺島しのぶ、 佐野史郎、 高良健吾
監督 若松孝二