女囚701号さそり

Y県Y刑務所では、真っ赤に燃える太陽に背を向け、女囚たちが黙々と穴掘りを続けている。そこでは大勢の女囚たちが、過酷な労働を強いられていた。そんな刑務所に、どこか影のある松島ナミが入所してくる。ナミには、杉見という麻薬取締担当の刑事の恋人がいたが、実はナミを捜査の囮に使う悪徳刑事だった。杉見の愛を信じていたナミは杉見を刺し、杉見は一命をとりとめたがナミはこの女子刑務所に送られたのであった。杉見への復讐に燃えるナミは、刑務所の中でも異様な存在で誰も近づかない。そんなある日、看守に虐待を受けていた女囚たちの怒り