戦場でワルツを
2006年冬のある夜、とあるバーで。映画監督のアリを呼び出した旧友が、夜毎悩まされる悪夢のことを打ち明け始めた。26匹の猛り狂った犬の夢。それは、自分たちが従軍した82年のイスラエル軍のレバノン侵攻の後遺症なのだろうか。アリは突然気付く…「自分には、当時の記憶がまったくない…」ふいに直面した謎に興味をそそられて、世界中に散らばっている戦友たちを訪れ取材しようと決意するアリ。失われた記憶、自分自身の真実を見つけなければならない。そして、自らの内へ深く深く入っていくうちに、彼の記憶はシュールレアルなイメージとなって這い出してきた…。
