熟れた快楽

熟してこそたどり着ける、本物のセックスと快楽。満たされない欲求を抱えていた熟年主婦が内なる性を解放していく様を描き、世界中の映画祭で絶賛された濃密な官能ドラマ。 熟年の主婦ヘレーネは、変化のない毎日に倦怠し、夫への愛情も薄れていた。そんなある日、彼女はラジオで脳医学の権威グルック教授の名を耳にし、その著書に感銘を受ける。同じころ、彼女が親しくしていた農家の老人が事故死し、誰より敬虔なクリスチャンだった彼の死にヘレーネは自身の信仰心にも疑いを抱いていく。その矢先、義理の姉の見舞いでバンブルクを訪れた彼女は、講演で町に来ていた教授に会いに行ってみるのだが・・・・・・。