本部長・上杉義武の出所を間近に控える中、上杉に対する暗殺予告が東洋会に届き、若頭・江田宗助や舎弟頭・平部昭次ら執行部は警戒を強めていた。宗像清蔵率いる宗像組は若頭に酒井篤志、若頭補佐に村田邦夫を据え、新たな体制を整える。原因不明の悪夢に悩まされる相馬邦人は、心理カウンセラーとして働く鈴村早苗の診察を受けることに。一方、沢村竜一は、暴走族時代の仲間・瀬谷仁志からヤクザが関わる揉め事の相談を持ちかけられる。困っている人を放っておけない沢村と相馬は、瀬谷の頼みを引き受けて事態の解決に乗り出す。そんな中、遂に迎えた上杉の出所日。6年ぶりに執行部が顔を揃えた東洋会は、さらなる勢力拡大に向けて士気を高めていたが…。 (C)NBCユニバーサル・エンターテイメント