CUB／カブ 戦慄のサマーキャンプ

サムは、カブスカウトのチームに所属している少年。引っ込み思案な彼は、チームの同級生たちからいじめを受けており、また、引率役の大人たちともそりが合わず、なかなか上手くいかない。そんなある日、彼らはスカウトチームのアクティビティのため、森にキャンプに行くことに。地元の不良のせいで、予定していたキャンプ地の変更を余儀なくされた一向は、森のさらに奥深くへと道のりを進めて行く。何の変哲もない広場にベースを構えると、サムは一人、森に潜む何か異様な空気を嗅ぎ取っていた。「ここは危険だ!」と皆に必死に呼びかけるも、誰もサムを信じない。するとその内に、テントの中の荷物が無くなるなど、キャンプのメンバーの周りで、不可解な出来事が起こり始める。そしてサムは遂に、木の仮面を被った、奇妙な少年の姿を目撃し・・・楽しいはずのキャンプは、予想だにもしなかった恐ろしい現場へと変貌をとげる。