マンデラ 自由への長い道

反政府活動、離婚、27年間の獄中生活、大統領、ノーベル賞受賞・・・、南アフリカでの自由と平等を訴え信念を貫いたひとりの男の真実の物語。第2次大戦後のヨハネスブルクで弁護士をしていた青年時代。最初の結婚後、反アパルトヘイト運動への参画する。やがて結婚は破綻。マンデラはさらに運動にのめり込むが、政府の政策がさらに強硬化するなかで、マンデラは反政府活動として武装闘争を選択。ウムコント・ウェ・シズウェ(民族の槍)という軍事組織を結成し、テロに走るが1962年に逮捕。1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受け、27年間、孤島にある刑務所に収監されることになる。武装闘争に対して違和感を抱いていた彼は収監の間に思索を深め、南アフリカの未来のためには憎しみを捨て、共存と愛を説く必要に思い至るのだが、何十年もの間、差別されてきた非白人たちの間では憎しみ怒りで武力による衝突を避けることは難しい状況となっていた・・・。マンデラはいかにして南アフリカを一つにし、自由と平等を掴んだのか、愛と葛藤、哀しみを湛えた人間マンデラの真実の姿を浮き彫りにする。約50年間のマンデラを演じるのは名優イドリス・エルバ(「パシフィック・リム」「マイティ・ソー」など)、主題歌はU2の「オーディナリー・ラヴ」(アカデミー賞ノミネート)。マンデラ自身の著書を元に、あなたの知らないネルソン・マンデラの生涯を描いた感動作。