路上でシートにくるまれた女性の死体が見つかる。両腕や両肩には等間隔で皮下注射器の針や串が刺さっており、溶けたロウソクのようなものが付着していた。拷問されたように見えたが『人間燭台』として見世物ショーに出ていたことが分かってくる。被害者の姉は、自由奔放だった妹を嫌っており何年も会っていなかったのだが…。
リバイアサンがサムとディーンになりすまし大虐殺を行い、全米を恐怖に陥れる。またしても“凶悪犯のお尋ね者”となった二人。彼らはボビーのつてで“逃がし屋”フランクと接触し、偽のサムとディーンを仕留める方法について教えを請う。一方、リバイアサンを退治するため独自に捜査を進めていたボビーは、偶然にも彼らの弱点を発見する。
待ちに待った終戦を迎え、屋敷で療養していた兵士達も去って行った。そんな中、マシューは密かに脚に感覚を取り戻しているのを感じていた。階下では、戦後の食糧不足で食材の調達に苦労しているパットモアを見たトーマスが、闇市の取引に手を染める。一方、戦争中看護師として充実した時間を経験したシビルは、終戦で元の空虚な生活に戻るのに抵抗を覚え、一大決心をする。
大切な夕食会の最中、アイルランドで起きた騒乱の犯人と疑われイギリスに逃げてきたブランソンが屋敷に突然現れる。程なくして無事にシビルも到着し、2人は出産まで屋敷に住むことに。エセルはブライアント夫妻に息子チャーリーを託すことを決め、涙ながらに息子と別れる。一方、ダウントンでは新たな下僕ジミーが入り、女性陣だけでなくトーマスまでもが心をときめかせる。
マシューとラビニアの結婚式の準備に追われる中、シビルは自分の決断を家族に打ち明ける。ロバートは激怒するが、コーラは覇気をなくしていた。そんな矢先、カーソンが病に倒れ、階上も階下も続々と病人が発生。流行していたスペイン風邪が屋敷内で蔓延したのだ。一方、シビルの決断に触発されたアンナは、ベイツをより近くでサポートするために、ある決意をする。