マクレンドンの死を格好の攻撃材料と見なしたオキーフはキーンへの非難を強める。これを重く見た首席補佐官のウェリントンは改めて200人の釈放とソールの起用を提言する。一方、姉のマギーに子供たちを巻き込んだと責められたキャリーはおとなしく医者の元に行くが、そこで服用中の薬について思わぬ事実を告げられてしまう。
感情をコントロールできなくなったのを悟ったキャリーは再び精神科医の元へ向かう。一方、オキーフの元へ向かったソールの前に現れたのは、銃を手にした住人たちだった。話し合いでオキーフを投降させようとするソールだったが、なかなか状況は好転しない。同じ頃、ホワイトハウスではキーンと軍人たちが対立していた。
ダンテの死に直面し、精神に破綻をきたしたキャリーは電気けいれん療法を受けることにする。一方、再び攻勢に出たペイリー議員は憲法修正第25条の発動を画策するが、その動きがキーンたちの耳に入ってしまう。ウェリントンは副大統領の支持を取り付けようと、海軍天文台の敷地内にある副大統領公邸へと向かう。
アビーの妹ジェニーと母親ローリがかつて入っていたタリータウン病院で、3日連続で3人の自殺者が出る。レイエス保安官から捜査を任されたアビーは、自分の母親も昔、同じ病院で自殺をしていた経緯があり、ジェニーとホーリー、院内にいるアーヴィング警部の力を借りて、真相を究明しようとする。最初の自殺者が命を絶った晩の、部屋の映像を調べるアビーたち。だがその映像には、自殺を促すような霊の姿が映り込んでいた。
ヘンリーは魔力のある銀貨を使い、人々の心の悪を引き出し、裏切り者に変えていく。ジェニーの知人ホーリーと、ヘンリーの計画を阻止しようとするイカボッドとアビー。だが銀貨はジェニーの手に渡ってしまう。母親を精神科病院送りにしたのがレイエス保安官だと知ったジェニーは、銀貨の影響でレイエスの殺害を試みる。イカボッドは精神科病院にいるアーヴィング警部に、彼の弁護士となったヘンリーの正体を教え信用するなと忠告する。