ニューヨークでは、ジャック・バウアーが、娘のキム夫妻と愛してやまない孫と一緒に幸せな時を過ごしていた。ところが、そんな彼の下に負傷した情報屋のビクターが、暗殺計画の情報を持って駆け込んで来る。そして、ジャックの長い1日が再び始まろうとしていた。
血の混じった真っ赤なスプリンクラーの水をかぶったカップルの通報で、一家が自宅で惨殺されているのが見つかる。家族4人はそれぞれ家の中の別の場所で死亡しており、祖母と両親の遺体は血まみれで放置されていたが、まだ幼い娘は射殺されているにも関わらず、着衣に血痕はなく、まるで眠っているようにベッドに寝かされていた。割られた子ども部屋の窓から続く血痕をたどり、CSIメンバーは向かいの家の住人を逮捕して自供に追い込むが、その直後に自分が真犯人という別の人物が出頭し、捜査は振り出しに戻る…。
2005年、陸軍への入隊を勧誘する仕事をしていた男が治安の悪い地区で何者かに撃たれて殺害される。彼は2日後にイラクへ派兵される予定だった。遺体のそばに質店から奪われた貴金属が落ちていたため、強盗を働いた後、殺害されたと思われていた。ところが、アフガンの戦場から戻ったばかりの兵士が男のアリバイを証言したことからリリーたちは再捜査に乗り出す。
モンクが思いを寄せる女性は殺人容疑者だった。決定的な証拠と自白があるにも関わらず、モンクは彼女の無実を証明しようと躍起になる。
運河でブラッドが釣りをしていると、橋の上から飛び降りようとしている知らない男が目に留まる。男が自殺しようとしているものと見て、何とか思いとどまらせようと声をかけるブラッド。