東欧から連れてきた未成年の少女たちを人身売買しているハンガリー人ギャング「バル・ケズ」。その組織に潜入していた女性警官エヴァは、ギャングのリーダー、ヴァルガにライターに見せかけたレコーダーを持っていることがバレてしまい、どこかへ連れ去られる。S.W.A.T.チームは潜入捜査を指揮する組織犯罪課のシコーラと共に、エヴァの捜索に当たることになる。ホンドーたちはまず、ヴァルガが最後に電話をかけたバーへ向かう。
とある立てこもり事件が発生し、人質に取られた男タイファが、元ソマリア軍閥指導者エイデン・サイードであることが判明した。ハーグにある国際刑事裁判所から担当者がサイードの身柄を引き取りに来るが、空港へ向かおうと市警本部を出た直後、何者かに狙撃され本部に引き返す。ホンドーとタンはサイードが出国するまで身辺警護に当たることになるが、海兵隊時代にソマリアで戦闘経験のあるホンドーはサイードへ嫌悪感をむき出しにする。