9から始まる奇妙な物語シーズン2、エピソード1
寝ていた男
フランスを走る夜行列車の9号客室。定員6人の寝台付き客室には、大事な面接を控えた医師、娘の結婚式に参列する夫婦など、さまざまな予定を抱えた人々が乗り合わせていた。深夜、乗客の1人が死亡していると判明し、客室内は騒然となる。警察に通報すれば列車の遅れは避けられない。大事な予定に遅れたくない乗客たちは、時間どおりに目的地に着くことを優先し、死体に気づかなかったフリをして一夜を明かすのだった。数時間後、列車は無事に終点に到着。ほっとした乗客たちが客室を後にする中、死体のそばにたたずむ人物がいた。秘密の目的が達成されたかに思われた時、意外な事実が明らかになる。