セーラ・ウォード

ハウスは死刑囚の診断を申し出る。囚人の治療に周囲は懐疑的だが、ハウスは主張を通し、囚人が殺人を繰り返した理由が病気に関連しているのではないかと考える。

かつて愛した女性ステイシー（ゲスト・スター、セーラ・ウォード）が夫のマークの診断を依頼し、ハウスは問題なく対処できると主張する。検査の結果、マークに異常はないが、脳が壊死しつつある。さすがのハウスにも解けそうもない謎だ。ウィルソンはハウスの感情面の健康を心配し、ハウスの理不尽な要求にチームは仰天する。ハウスは気持ちを押しのけて病因を突き止めようとするが、カディがステイシーに病院に残る理由を与えて、ハウスはますます職務と感情の板ばさみになる。

ハウスのかつての恋人ステイシー・ワーナー（ゲスト・スター、セーラ・ウォード）が訪ねてくる。ハウスとよりを戻すためではなく、病にかかった夫を助けてほしいと言うのだ。治療を引き受けようか迷うハウスに、病気で休講した教授に代わって医学生に講義するようカディが指示する。ハウスが語るのは、同じような症状を呈する3人の患者（うち1人はゲスト・スター、カーメン・エレクトラ）の物語。医学生たちには忘れられない講義となり、診断学により幅広い理解を得るようになる。ハウスのチームはこの講義でハウスをより理解するようになる。

一流自転車選手がレース中に呼吸停止に陥った。彼は血液ドーピングしかしてないと言い張る。様々な検査でも異常は全くなし。選手の容体が悪化する中、ハウスは検査結果に異常がないことに着目する。

末期のエイズに冒された青年。ある朝ハウスの目の前で倒れそのまま入院。検査を重ねるが、命を脅かす別の原因は特定できない。そんな中、彼の父親がお見舞いに。糖尿病で命を失った母親をめぐり、父と息子の間には深い溝ができていた。