男性の他殺体がポーツマスのゴミ箱で発見された。被害者はナイアル・カラム、29歳。歩道橋の上で刺された後、下を走るトラックの上に転落し、ポーツマスまで運ばれていたことが判明。その後の捜査でベン・ガスリーという男との関係が浮かび上がる。 (C) ITV Studios Limited 2011
ネイサンの元に彼の弟と名乗るジェイミーが現れる。ネイサンは事情を聞くため近所のバーへ出かけるが、そんな中、ジェイミーの車が盗まれてしまう。自動車の盗難など日常茶飯事なのに狼狽するジェイミー。理由を問いただすと彼は父親に冷たくされ、彼を殴り車のトランクに閉じ込めたというのだ。やがて街のチンピラがその車を乗り回しているところを発見した二人は、ネイサンをおとりにして奪還計画を実行する。それを期に行動を共にする二人だったが、彼らにはある悲しい未来が待ち受けているのだった…。
クレアとジェニーは赤軍服に捕まったジェイミーを救出に向かう。後を追ってきたマータフと入れ違いに家族の元へ帰るジェニー。残されたクレアとマータフはジェイミーにある変わった方法でメッセージを伝えようと思いつく。やがてジェイミーの情報が2人の元に届くが、それは誰もが恐れていた内容だった。
カローデンの戦いを生き延びたジェイミーはイングランド軍の手に落ちるが、ある過去の出来事によって命がつながる望みが出てくる。一方、身重の体で元の時代に戻ったクレアは1940年代のボストンでフランクとの新たな生活に慣れようと努力していた。
ジェイミーとクレアはラリーブロッホへたどり着く。そこはジェイミーが死んだ父親から受け継いだ領地だった。ジェイミーは領地の運営に格闘するが、姉のジェニーはその様子を冷ややかな目で見つめる。やがて、ジェイミーが自分一人では領地を運営できないと悟り、ジェニーが父の死をジェイミーのせいにするのは的外れだと気づいた時、姉と弟の間にあったわだかまりは解けるのだった。