エリックは不法滞在者に捕らわれた女性の解放を求め、交渉に臨む。不法滞在者たちの間には、ともに犯行に及んだ仲間同士にもかかわらず、どこかよそよそしさが漂っていた。チームが事件を調べると、彼らが女性を拘束したのには、ある理由があることが分かる。そして、急いで要求された金を用意しなければ、多くの命が危険にさらされることになる。時間が迫る中、エリックとチームは人々の命を救うために奮闘する。
ある日、少女が学校から帰宅すると、家には荒らされた跡。少し前までいたはずの両親は姿を消しており、隠れていた弟は恐怖のあまり口をきけなくなっていた。両親が拉致されたと悟った少女は、エリックたちに助けを求める。両親は、冷酷なギャングのボスに拉致されていた。エリックとチームは彼らの命を救うため、子どもたちと協力。両親の残した手掛かりをたどっていくと、彼らが隠していた数百万ドルという大金が見つかる。金の出どころと両親の過去を探っていくと、ある事実が明らかになる。
元外務大臣首席補佐官シンシアが加わった新生チーム。エリックとシンシアは出張の途中、エリックの娘のイーヴィーを送るためバンクーバー行きの飛行機に乗る。しばらくすると、機長がコックピットから追い出されていた。副操縦士が飛行機を乗っ取り、乗客を巻き込んで飛行機を墜落させようとしているのだ。エリックとシンシアはその目的を探り、かたくなな彼の心を開こうとする。地上にいるオリヴァーとザラが副操縦士の過去を調べると、乗客のひとりが深く関わっていることが分かり......。
次期首相候補として注目を集める女性外務大臣の娘が誘拐される。夫から依頼を受けて駆け付けたエリックとチームだが、大臣は、誘拐犯に身代金を払うことはないという強硬路線を表明している人物だった。大臣の首席補佐官シンシア・ウォーカーは、エリックを交渉から外そうとし、エリックもシンシアの裏をかき、状況は困難を極める。そんな中、大臣の過去を探っていたザラとオリヴァーは、犯人の真の目的に気付き......。