心臓移植待ちの高校教師マイカに待望の心臓が届くが、病院のVIPである議員が心臓発作となり移植が必要になったため、ベルは、その心臓を議員に回すよう根回しをする。彼の行動に気付いたコンラッドは憤る。そんな時、ICUにいる脳死患者から臓器提供の話が持ち上がる。しかし家族の同意を得ることができず、マイカを救う術が見つからないコンラッドは追い詰められてしまう。一方、デヴォンは医師として独り立ちするようコンラッドに命じられ、患者の対応に追われる。
資金提供者が集うパーティーに乱入してきたホームレスらしき女性が、何か言葉を口走り、その場に倒れる。コンラッドたちは懸命に処置するが、謎の炎症と精神疾患の関連がつかめなかったため、ニックとコンラッドで画策し入院させることにするが、ベルは反対する。そんな中、女性が意外な人物であることが発覚する。一方、プリヤとの顔合わせのために訪れた両親と食事をするデヴォンは、病院から呼び出され急患の処置をするが、その患者から自分のコンプレックスに気付かされる。
一連のクオヴァディスの騒動に対し、ベルは緊急検討会を招集。クオヴァディスの悪行を証言したのは、死んだと思われていた元社員のジュリアンだった。デヴォンは結婚が取りやめになったことをジュリアンに告げる。一方、ERにキットの元夫ブレットが搬送される。診察の結果、腹部大動脈瘤が発見され、緊急手術が行われる。
おとり捜査とも知らずレーン似の売春婦を買ったベルは、売春教唆の罪で逮捕される。腹部打撲でチャスティン病院に搬送されたジャックは脾臓の摘出手術を受けるが、術後の検査で膵臓がんが見つかる。糖尿病の治療に病院を訪れていたアビーは、ひそかにインスリンを盗み出す。
てんかんを患うヘンリーが欠神発作でチャスティンに運ばれる。投薬治療が芳しくない中、ベルやクオヴァディス社の関係者は最新の神経刺激装置VNSの使用を勧めるが、コンラッドは反対する。一方、心筋症のウォレスに移植用の心臓が見つかるが、最愛の妻を亡くした悲しみから立ち直れないウォレスは手術に消極的だった。