ロシア人街での犯罪増加が偽造パスポートと関係があると睨んだピーターは、ニールの協力でパスポートの偽造屋イワンを逮捕した。彼が何度も駐車違反をしていた廃墟に行くと、そこはアイスリンクで、ロシア人女性がフィギュアスケートの練習をしていた。その恋人セルゲイが偽造パスポートに関わっていると感じたニールは、自らはスポーツエージェントと名乗り、ピーターをフィギュアの名コーチとして売り込んで近づくのだが…。
FBIはシーゲルの殺害犯を追っていたが、手がかりをつかめず、専従班だけを残して継続中の任務に戻ることになった。監督官を失い自宅待機していたニールは、ピーターと再びチームを組むことになる。その矢先、銀行強盗で服役していたネイト・グリフィスが、警備会社から200万ドルを盗んだと自首してくる。グリフィスは足を洗う決意をしていたが、なぜか犯行を行い、しかも記憶が断片的にしかないと話す。
ピーターとエリザベスは、初デートの記念日に思い出のレストランで乾杯していた。そこにピーターの元恋人で、今は監視活動専門の部署SSGで働く捜査官ジルが現れる。軍事企業向けのマイクロチップを開発した技術者を追うジルは、ピーターに協力を要請する。一方、シーゲル殺害犯を追うニールとジョーンズは、FBIのバッジを悪用した盗難現場へ向かい、シーゲルの銃とバッジを持つ男を逮捕する。
ニールが消防士に成りすまして盗んだ金貨の一部が質屋で見つかり、ピーターが捜査を開始する。金貨は故買屋で売られたことがわかり、ニールを疑うピーターは、モジーを問い詰め貴金属専門の故買屋デッカーの名を聞き出す。ニールは、デッカーから一連の悪事が露呈するのを防ぐため、モジーと協力して彼を逃がす。一方、ニールとモジーは、モスコーニが作ったステンドグラスの窓を盗み出す計画を立てるが…。
再審で無罪放免となったヘイガンは、ニールに次の仕事を言い渡す。それは「モスコーニ・コデックス」と呼ばれる古い書物の第13章だけを48時間以内に盗み出せというものだった。コデックスは重さに反応するセンサーで厳重に守られていたが、美術館の職員レベッカに話を聞いたニールは、盗み出すヒントを得る。ニールとモジーは、おとりの泥棒が美術館に侵入している間に、コデックスを盗み出す計画を立てる。