1944年、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍、婦人航空部隊 (WASP) の腕の立つ女性飛行士が離陸した後、消息を絶った。婦人航空部隊は民間の婦人で編成され、輸送などの非戦闘要員として任務にあたる当時の先駆的組織であった。ところが数十年後に貯水池で戦闘機と彼女の白骨死体が見つかり再捜査が決まる。一方、リリーは保釈中で裁判を控えた宿敵モー・キッチナーを待ち伏せする。
高名なピアポント家の令嬢、イーヴィ。彼女が主催するチャリティー・パーティーの最中に、事件が起きた。イーヴィにフランス語を教える家庭教師のシモーヌが「気分が悪い」と訴え、絶命したのだ。毒殺が疑われ、早急な検査が求められたのだが…。