祖父と2人暮らしの14歳の天才ピアニスト、パトリックに脳腫瘍が発覚。クーパーとアメリアは、成功率は高いものの腕の神経を傷つける可能性のあるオペと、腕は守るが脚に麻痺が残る可能性のある覚醒下手術の2つを提示。祖父の反対を知りつつリスクの高い覚醒下手術を希望するパトリックの本心を聞いたクーパーに、幼い頃の父の記憶が甦る―。同じ頃、ピートの母がERへ運び込まれる。母を刑務所から出すために、弟のアダムが心臓病を悪化させる薬を与えていたのだ。残された時間がわずかであると知ったピートは…。
森の中を裸足で逃げる女性を見たとの通報を受けた特捜班は、コンテナの中で監禁されている女性を発見する。不可解な事件に疑問を抱いたボイトは、特捜班を送り込み、複雑に入り組んだ事件の真相を探ろうとする。一方その頃、ハルステッドの過去が明るみになり、そのことが、リンジーを動揺させる。
リンゼイの学校で少年の遺体が発見され、彼の殺害と過去の残虐行為のつながりが明らかになる。
砂漠に埋められた男が息を吹き返し、助けを求めて幹線道路に出たところを車にハネられて死ぬ。運転していたメアリ・ヘイモンドは、いきなり目の前に現れた男をよけきれなかったと言い、ショックを受けている様子。死んだのは二週間前にイーリー刑務所から仮釈放になったジミー・トゥレリだった。検視の結果、車にハネられるかなり前に首を鋭利なもので刺され、頬をブラスナックルのようなもので殴られていたことが判明する。
大学で構内レイプ撲滅を目指し活動していたレネ・クラークは、レイプをネタにしているコメディアン、ジョシュ・ギャロウェイのショーで抗議の声を上げる。その帰り道、ショーを見ていた大学の同級生たちに襲われかけた。ベンソンたちはレネから相談を受けるが、暴言を吐いただけでジョシュを逮捕することはできないとバーバに諭される。しかし、カーリーという女子学生がジョシュにレイプされたかもしれないと訴えてきたためSVUは捜査を開始。他の被害者も見つかったため、ジョシュを逮捕するのだが…。