科捜研の女 · シーズン8、エピソード5
File.5
郊外の山林で半分土に埋もれた男の死体が発見される。現場に駆けつけたマリコ(沢口靖子)が死体をあらためたところ、わき腹を鋭利な刃物で刺されており、首には手で絞めた跡が残されていた。死体の状態から、死後36時間前後とマリコは判断する。 ちょうどその時、土門刑事(内藤剛志)の携帯電話に、別の場所で白骨体が発見されたという連絡が入り、マリコは土門とともに現場に向かう。 山林に埋められた死体は、市内のアパートに住む八木(柴田裕司)という無職の男であることが判明し、首の扼殺痕の指紋から牧原(山中聡)という同じアパートの住人が容疑者として連行される。やがて、牧原の部屋で押収したナイフの一つに血液反応があり、八木の血液と一致する。ただ、そのナイフには八木以外の血痕も付着していたのだった。牧原は、八木を刺したことは認めが、もう一つの血痕にはまったく覚えがないという。(C)テレビ朝日・東映