シングルマザーのクリスタルが3歳の息子の目の前でレイプされた。指紋からアイス売りのトラビスが捜査線上に浮かぶが、面通しで特定できず確たる証拠もなかった。恋人はいないと言っていたクリスタルの部屋から3人分の精液が出て、マクグラス刑事局長は捜査に消極的に。しかし警視の娘でシングルマザーのペギーも幼い娘の前でレイプされる。一方、ベラスコ刑事がSVUに配属されるが、フィンたちは刑事局長のスパイだと疑う。
泥酔してライドシェアした若い女性レーガンは、記憶はあいまいだがレイプされたと訴える。SVUは捜査に乗り出すが、友人の話では、彼女は何度も酔って騒ぎを起こしていた。そして運転手と同乗者はレイプを否定し、彼女は車の中で怒鳴り散らし、挙句の果てに行き先を変更したと口をそろえて証言する。一方、SVUの面々は、新しい警視正の命令で、今後、被害者との面接に役立つようにと、トラウマインフォームド研修を受ける。
画家を目指す女性モニカが、生計のためにダンサーとして働いているストリップクラブのVIPルームでレイプされる。すぐに警察に届けるが、クラブの店長である元警官のジャレッドが評判を気にして手を回し、被害届を破棄させてしまった。モニカはNY市内の看板に絵を描き、ストリップクラブと警察に抗議。その絵を偶然ベンソンが目にしたことからSVUが捜査に乗り出すが、警察に対して不信感を持つモニカは協力を拒む。