公営住宅への入居を望むシングルマザーを狙った性的人身売買を主導しているのが“尊厳ある生活 (プラウド・ライフ)”の代表カタリーナ・マチャドだと判明した。彼女が便宜を図った権力者の中にハワード下院議員の名が浮上し、彼を逮捕するためおとり捜査を決行する。ガーランド警視正を疎ましく思うマクグラス刑事局長は、捜査から警視正を排除しようとし、記者会見にも呼ばない。オリビアは不審な車に当て逃げされてしまう。
性的搾取の人身取引でハワード下院議員が起訴されたあと、証言するはずのカタリーナ・マチャド博士とオルティスが自殺に偽装されて殺され、ポーリーも刑務所内で暴行を受け殺される。被害者のローザには脅迫電話が、未成年のジェナも自宅に侵入者が現れて逃げ出す。ハワード議員が手を引いているとSVUはにらむが、議員本人は政敵による選挙妨害だと主張する。ジェナの異変に気づいていた母親は夫に内緒でSVUに相談する。
シェルターに移ったローザ・エストラーダは息子フェリペのためにも公営住宅に移りたいと望んでいたが、なかなかうまくいかない。そんな時、シェルターの前で警備員に声をかけられ社会福祉士を紹介してもらい、運よく快適な部屋を得ることができた。しかしその見返りに性的奉仕をすることが条件だった。彼女の他にもシングルマザーが標的にされ、大規模で組織的な性的搾取の人身取引が行われているのだった。