犯人の目星はついた
次のバチスタ手術の患者は蔵田(田村元治)という76歳の男性。白鳥(仲村トオル)はそのオペまでに、あと4日で必ず犯人を見つけると公言。これまでに術死した患者の血液を科学警察研究所に調べてもらうことにする。 そして羽場(戸田昌宏)が田口(伊藤淳史)に一連の術死は予告殺人で、患者が亡くなる前には、ガラスに詰められたバラがオペ前室の手洗い場に置かれていると告げる。さらに氷室(城田優)から、バラを前室に置いたのは直美(釈由美子)だということを聞く。 その頃桐生(伊原剛志)は、蔵田の画像を鳴海(宮川大輔)に見せて意見を聞いていた。蔵田のオペをしてもいいのかと迷う桐生を、鳴海はここで止めるなら自分たちは何のために日本に帰国したのだと叱咤する。 直美を傷つけた田口は気持ちが塞いでいた。今日の調査報告をしようとしない田口に業を煮やし、白鳥は田口の家に押しかける。白鳥は人のことを分かったつもりになっているだけで、本当に他人を知るということは最悪な部分まで見ることだと田口を非難。何も答えられない田口に、助手をクビにすると言い渡す。 翌日、チーム・バチスタのミーティングで、桐生は蔵田に万が一発作が起きた場合は緊急手術を行うことを再確認し、もし手術が失敗したらチームを解散すると宣言する・・・。