マディソン・アーノルド

総合病院で患者がシアン化合物で殺される事件が続き、“死の天使”を探るゴーレンとエイムズ刑事。

未成年ナイトクラブでの盛大なパーティーが終わり、帰宅した少女を待っていたのは、両親の殺害現場だった。ホレイショが犯人を探し出すためニューヨークに向かう。

公園で乳母車に乗った赤ん坊が発見される。その乳母車には謎の脅迫メッセージが残されていた。それには、明日までに母親を探し出すように書いてある。様々な手がかりや謎掛けを解き捜査を進め母親を見つけ出したが、母親はすでに殺されていた。誘拐犯はRDKというイニシャルを使うのだが、それは1970年代から1980年代に実在し、レイプ、誘拐、手足切断という恐ろしい手口を使った連続殺人犯のイニシャルと同じものだとクレイゲンが思い出す。果たしてこの殺人犯がまた現れたのであろうか。それとも、模倣犯罪なのか。

芸術家のパトロンであるシンディが芸術作品と思ったものの正体は? 上階のアパートで女性の死体が発見される。ベンソン刑事とステイブラー刑事は容疑者を求めて関係者を調べる。その1人は被害者の親友アネット･コール。職場環境を調べてみると、“いじめ”は子供だけの問題ではないらしい。

死刑執行が3日後に迫った連続殺人犯マシュー･ブローダスこそ、未解決のレイプ殺人事件の犯人だったのか。被害者の両親に少しでも心の安らぎを与えようとステイブラー刑事は懸命に証拠を集めるが、時は刻々と過ぎていく。