スクレが他の逃亡者たちを裏切り、金をひとり占めして逃亡する。総務省はトゥイーナーの死をめぐってマホーンを調査する。サラの元には、彼女の父を殺した魔の手が伸び始めていた。リンカーンはLJと再会するが、それは罠かもしれず…。
ウォーカーと戦っている最中に失神したグレンは、偶然通りがかったフォード軍曹、ポーター博士、ロジータの3人組みのトラックにタラと共に乗せられていた。目を覚ましたグレンはマギーを捜すと言ってトラックを降りるが、軍曹は「世界を救う方法を知っている博士をワシントンへ送る。それを手伝え」とグレンを引き止める。一方、ミショーンとカールが調達に出る間、ベッドで休んでいたリックは荒々しい男たちの声で目覚める。
マギーが生きていることを信じ “終着駅” を目指すグレン。彼に同行するのは、感染の原因を知っているというユージーン博士と彼をワシントンへ連れて行く任務を担うフォード軍曹とロジータ、刑務所を襲ったことに罪悪感を覚えているタラだ。一刻も早く終着駅にたどり着きたいグレンと博士を守ることが最優先の軍曹は衝突を繰り返していた。一方、ベスとはぐれたダリルは無法者らしきジョーの一行に連れられ終着駅を目指していた。
刑務所に住む前のボブは、仲間を失い独りでいたところをダリルとグレンに拾われていた。刑務所を追われ、また森をさまよう彼だが、今度はサシャとマギーと一緒だ。3人は“終着駅”の看板を見つけ、マギーはグレンもここへ向かうと確信し進もうとするが、サシャが反対する。一方、ダリルとベスは墓地に一軒家を見つける。掃除されたその家には置いたばかりと思われる食料と、ウォーカーの死体が身なりを整え横たわっていた。
ミスティック・フォールズで起きている殺人が、1世紀前に頻繁に起こった犯罪に似ていることを、デイモンが思い出す。1912年にフラッシュバック。デイモンが、存続するためのまったく新しい方法を彼に教えた美しいヴァンパイア、セージのことを思い出している。フォーブス保安官は、自分の捜査にかかわらないようにデイモンに警告するが、デイモンは、保安官が間違った容疑者を追いかけていると確信する。