ロサンゼルスで通勤バスにサリンの時限発生装置が仕掛けられ、10人が死亡する。バスの発着所で不審な行動を取っていた会社員チャーリーに疑いが掛かる。犯人にサリンを供給したのは会社をクビになった化学者ガイトマンと分かるが、間もなく、とある山荘で彼は遺体となって発見される。そしてその現場近くでチャーリーの姿が確認されていた。ロッシは、隠し事をしている様子のチャーリーを調査するようガルシアに命じ…。
密着取材のためエリザベスと行動を共にすることになった記者のニール・シンは、これまでの政策やその影響について厳しい質問をぶつける。ギャングが幅を利かせるホンジュラスからの難民が押し寄せてメキシコの収容施設がパンク。エリザベスは子供たちを一時的に保護すべく動くが、思惑を抱くモレホン議員の駆け引きに巻き込まれる。ニール・シンの元に、エリザベスの暴露本を書かないかというオファーが持ちかけられる。
自転車盗難事件に関わった少年たちが次々と姿を消していく。その失踪事件の裏には、盗難グループの指揮をとる闇の存在が…。
モンクは面識のない女性を突然追いかけ始める。見失ってしまうが、なぜその女性を追いかけたのか、モンクは自分でも理由がわからず不眠症に。ナタリーは気分転換に散歩に出るよう勧めるが…。
複数の銃弾を受け、瀕死のまま置き去りにされた1人の男性。車内からは混ぜ物をしたヘロインが発見される。被害者とネイゲルが親しい間柄にあることから、ストーンは彼女を捜査に関わらせることを躊躇する。一方ドーソンは、ほかの殺人事件でも被害者の身の回りから同様のヘロインが押収されていたことを発見。捜査を進めると、麻薬捜査課の2人の刑事が事件の共通点として浮かび上がる。その1人は、数々の輝かしい実績を誇る英雄だった。