無断欠勤のクレメンテの代わりに日勤を勤めることになったドゥベンコは、ERの忙しさに戸惑い気味。レイのガールフレンドだった15歳の少女ゾウイが、父親の暴力を受けてERに現れる。不安を乗り越えコバッチュの子供を産むことを決心したアビーは、出産・育児のためのショッピングに熱が入る。ニーラは念願だった外科専攻が認められて大喜び。ガラントとの新婚生活も順調のように思われたが…。
警官に撃たれた少女と男が搬送された。男は指名手配犯で、少女は男に誘拐されたシドニーという10歳児だった。この少女の治療をめぐり、コバッチュとクレメンテの意見が対立。クレメンテが部長になることを反対するコバッチュは、自ら部長の座に立候補する。休暇のためイラクから帰国するガラントを待ちきれないニーラ。しかし銃撃戦が起こり多数の負傷者が出たため、ガラントは帰国せず、現地で治療にあたることになる。
プラットはスーダンから戻り、自宅で何者かに襲われた父親と2人の息子を治療する。父親は重篤で3歳の弟もこん睡状態。10歳の兄は父親の暴力から弟を守るために、父親をバットで殴打したと告白する。外科のレジデントに選ばれて喜ぶニーラ。そこに訪ねてきた2人の軍人からガラントが戦死したことを告げられる。クレメンテは睡眠障害に苛まれ、異常な言動がエスカレート。ついに路上で暴力事件を起こし、72時間の監視入院を余儀なくされる。
クレメンテに頼まれ、アビーとニーラはある重患を引き受ける。その患者とは、クレメンテが知り合いの調教師から頼まれたチンパンジーの赤ちゃんだった。3人は縫合室にこもり、こっそり治療を始める。プラットの義弟チャズがERに現れた。プラットはこれまで父親に捨てられたと思っていたが、チャズにプラットの母親はウソをついていたと告げられる。プラットは真相を確かめに父親を訪ねるが…。
欠勤を重ね、アパートでジョディとの情事にふけるクレメンテ。そこへジョディの夫ボビーが現れた。ジョディに離婚を切り出され、逆上したボビーは2人に向かって銃を発砲する。ジョディは一命を取り留めたものの重篤な状態に。アビーとコバッチュは羊水検査の結果に心配を隠せない様子。チャリティーイベントに参加したプラットはオークションにかけられる。その彼を競り落としたのはなんと男性だった。