執刀医デビューの一件以来、一切口を利かないメレディスとクリスティーナ。そんな2人は、刑務所内のケンカで怪我をした死刑囚ウィリアムを担当することに。
死ぬ前にせめて少年を助けてやりたいと臓器提供を申し出た死刑囚ウィリアムは、ジャクソンの提供者に適合していることが判明。
死刑を5日後に控えたウィリアムは、病院で死ぬほうがマシだと手術を拒む。あくまでも医師として規律通りに手術実行を主張するデレクに対し、メレディスはウィリアムに同情的になり、2人の間は険悪なムードに。
内戦を逃れたシリア難民を大量に受け入れてきたトルコは、各国からの支援金が足りないことを理由に国境封鎖を宣言。エリザベスの説得もむなしく緊急会合は物別れに終わるが、アイスランドの氷河火山が噴火したせいで米国とトルコの代表団は空港に閉じ込められてしまう。アリソンの私生活が気になるヘンリーは余計なアドバイスをして険悪な雰囲気になる。マットは遠距離恋愛に不安を感じ、ジェイには新しい出会いがある。
エリザベスが注力してきた気候移民条約がついに形になり、国務長官辞任の発表と大統領選挙への出馬宣言の時が目前に迫っていた。署名の準備のため国連大使のハリマンがジュネーブ入りするが、国連安全保障理事会を標的とした民族主義組織のテロが起きたため条約参加国は二の足を踏む。マイクBの指示でマッコード家の子供たちを調査したブレイクは、スティーヴィの恋愛遍歴について指摘したことで彼女と気まずくなる。