アナリー・ティプトン

リビングルームでみんなで揃っての食事時に、ペニーはシェルドンの食事にうっかり手を触れ、部屋から追放される。レナードは、シェルドンに謝るようペニーを諭すものの、納得できないペニーは宣戦布告を宣言。エスカレートする一方の2人のケンカを見かねたレナードが、とうとう奥の手を出す。

シェルドンはエイミーに恋人がいることを知り落ち込んでいたが、新たなカノジョをつくることを決め、ラージとハワードに手伝ってもらうことにする。デートサイトに登録しようとするハワードたちだったが、シェルドンは嫌がった上に、厳しい条件をつけてくる。そこでサイトに恋人募集の広告を出すことにする。シェルドンたちが出題した難問を解くことができた優秀な女性に、賞品としてシェルドンと会うチャンスを与えるのだ。一方、エイミーはデイヴとの3回目のデートに行くためにペニーのアパートでオシャレに余念がない。バーナデットは、ペニーとレナードと一緒にエイミーのデートをのぞきに行くことにする。エイミーたちがデートをしているレストランの近くに車を止めたバーナデットたちは、軍用の双眼鏡で様子をうかがう。

訪問看護師として父親に近づいたシピウェを問い詰めるブライアン。だがシピウェは「自分はただの看護師だ」としか答えない。ある日、ブライアンは元カノ、ショーナと再会する。NZTの力で冴えたブライアンと話して惚れ直すショーナ。だがブライアンは、薬を飲んだ自分が本当の自分ではないような気がして悩む。そんな折、元FBI捜査官のディクソンが何者かに射殺される。捜査に参加したブライアンは、ディクソンがヘッドハンターとして大手企業のCEO候補者たちの調査をしていたことを知る。ディクソンに秘密を知られた候補者の誰かが、口を封じたと考えるが、調べを進めても動機のある候補者はいなかった。やがてディクソンが、独自に麻薬カルテルの幹部マルコ・ラモスの捜査をしていたことが判明する。ディクソンはFBI時代にニューヨーク市警の特捜班と合同で、カルテルによる暗殺事件を追っていたのだ。その暗殺者は通称「ラ・セブラ」。NY市警から資料を借りたブライアンは、「ラ・セブラ」の正体が元オリンピック選手のマキニンであることを突き止める。マキニンを逮捕したものの、今回のディクソン殺しとは無関係であることが判明。捜査は振り出しに戻るかと思われたが、ボイルが新事実を発見する。マキニンに暗殺の報酬を払っていた会社が、3年前に買ったマンションに住んでいたのが市警の特捜班の一人ランディ・ムーアだった。ムーアはじめ、市警の特捜班は全員、カルテルとグルだったのだ。