オフィスのビルで爆破事件が発生し、1人が死亡、残りの多くが重軽傷を負った。容疑にかけられたのは爆発が起きる数分前にビルを出た警備員で、爆弾作りの趣味を持っていた。一方、ニックは一夜を共にした女性が翌朝死体で発見され、しかも現場からは彼を犯人と示唆する証拠が次々と…。
鑑識作業が行われた犯罪現場。だが、そこに遺体はない…。現場に到着したラッセルとフィンは愕然とする。それは、二人がシカゴ時代に解決したはずの通称「ギグ・ハーバー事件」と呼ばれる連続殺人事件の犯罪現場と酷似していた。ギグ・ハーバー・キラーと呼ばれた犯人ジャレッド・ブリスコは死刑執行間近。ラッセルは事件の模倣犯がラスベガスに出現したと推測する。
15年前の事件が突如再浮上し、グローヴァーは家族と共に逃亡を強いられる。FBI時代に関わった危険なマフィアのボスが、復讐のため彼の居場所を突き止めたのだ。
6週間ぶりにギグ・ハーバー・キラーが現れる。通報を受けCSIが駆け付けた現場に遺体はなく、既に鑑識作業済み。さらに今回は、シャッターを切り続ける十数台のフィルムカメラと、殺害状況を録音したCDデッキが残されており、その音声から共犯者の存在が浮かび上がる。一方フィンは、死刑判決を受けたジャレッドと双子の兄弟ポールの出生の秘密を探ろうと訪れたシアトルで、驚きの事実を告げられる…!
傷の癒えた逃亡犯ポール・ウィンスロップは、とあるロフト・アパートの一室で双子の姉妹からタトゥーの施術を受け、さらに自ら左手の中指も切断して死んだ双子の兄弟ジャレッドと生き写しの姿に変身する。その指を液体に浸けた小瓶と双子座の兄弟の置物がフィンの自宅に届いた。殺人鬼がまた動き出したのだ。被害女性達が所属していたデートクラブには実は影の斡旋者がいた。かつてCSIと一悶着あった牧師ラーソンだった。