マイケル・オビオラ

公民館で開かれたアートセラピーで、サイモンは精神病院時代の知り合いルーシーと再会する。しかしサイモンは精神病院にいたことを仲間に知られたくないため、ルーシーに対し冷たい態度を取ってしまう。サイモンを愛していた彼女から遠ざかり、カーティスら仲間の元へと帰るサイモン。それを見たルーシーは復讐のため、ある行動に出る。彼女も自分の姿を自在に変えられる能力を持つサイキッカーだったのだ。彼女はその力を使い、メンバーになりすまして彼らを混乱に陥れる…。

トニーを諦めきれないサリーは、5人の中で最も目立たず孤独なサイモンに目をつけ接近、女性を知らないサイモンは彼女の魅力に惹かれていく。一方ネイサンは、公民館に来た赤ん坊の泣き声を聞く。周りには聞こえないがハッキリと彼の耳には聞こえるその泣き声。ようやく赤ん坊を見つけ抱きかかえたネイサンは、そのまま赤ん坊を自分のものにしようとする。赤ん坊にも“あのパワー”が備わっていて彼に暗示をかけていたのだ。ある夜、サイモンへの接近に成功し、サリーはサイモンのスマートフォンからその動かぬ証拠を見つけてしまう・・・。

現代のロンドンに住む女性サリーが友人と廃屋を探検していたところ、壁紙の背後に彼女宛のメッセージが見つかった。そのメッセージは1969年に書かれたもので、差出人はドクターだった。