第2回 三の兆候
ジョンから結婚式のベストマン(新郎付き添い)を頼まれたシャーロック。大勢の前でスピーチをすることが苦手な彼も、親友ジョンのためにと努力し、ジョンとの冒険談を語る。珍しく解決できなかった事件「かげろう男」事件は、一晩だけデートをして消えてしまう男(一日しか寿命のないカゲロウのように連絡が途絶えてしまう男)の事件。事件の話をする中、シャーロックは事件の依頼人であるテッサがジョンのフルネームを正確に知っていたことに着目する。ジョンが自らのミドルネームが嫌いで、人に教えなかったことを知っているシャーロックは、テッサがジョンのミドルネームを知っているとすれば、それはジョンとメアリーの結婚式の招待状を見た可能性が高いと推測する。
カゲロウ男に弄ばれた女性がジョンとメアリーの結婚式の招待状を見ていたことは偶然でないと判断したシャーロックは、「カゲロウ男」は、ジョンとメアリーの結婚式についての情報を知りたいがために、テッサを利用したと推定。やがて「カゲロウ男」の目的は、ジョンの上官ショルトー少佐を殺すことだという結論に至るが・・・