十字架にかけられたキリストの傷に似た“聖痕”がある少年がいた。彼の父親は、少年を“闇の力”から守る必要があると主張する。
アールに誘拐されたアニーは森の赤いカーテンの向こうへ連れ去られていた。一方、これまで謎だった“フクロウの洞窟”の絵が森の地図だと判明し、クーパーたちは絵を頼りにグラストンベリー・グローヴに向かう。ようやく目的地に到着したクーパーは、ひとりでブラック・ロッジの赤い部屋に入っていくが、その部屋には、なぜかクーパーの知り合いが大勢いて……。翌日の夜、クーパーとアニーは赤い部屋から解放されるが……。
犯罪容疑は晴れたものの、依然としてFBIを停職処分扱いのクーパーは、保安官補として死体遺棄事件を担当することに。彼はハリーに、元相棒のウィンダム・アールの話を始める。4年前、ある事件で保護した女性にクーパーは恋をしたが、その女性はアールの妻だった。彼女はクーパーの腕の中で殺されてしまい、アールはこれが元で心を病み、精神病院に入ったという。一方、意識が戻ったレオが森をさ迷っていると、一軒の小屋を見つけ……。
ハリーが寝てる間にジョーンズに襲われるが、何とか難を逃れ、クーパーもようやく停職が解ける。その頃、森の小屋では、アールがレオに3枚のカードを引かせていた。クローバーのクイーンはドナ、ダイヤがオードリー、スペードがシェリー、そしてスペードのキングはクーパーを表すと告げるアール。さらに、ハートのクイーンであるミス・ツイン・ピークスには死が待っていると予告し……。そんな中、クーパーはバーで出会ったアニーの手首に、傷跡があることに気づく。
クーパーはハリーに、恐怖がジョシーの死を招いたのだと話すが盗聴していたアールはそれを聞いて喜びの表情を浮かべる。一方、ミス・ツイン・ピークスのコンテストで行うスピーチに悩んだアニーは、クーパーの部屋を訪れる。そしていよいよ、ロードハウスではミス・ツイン・ピークスの選考が始まる。アニーはスピーチを評価されて見事に栄冠に輝くが、その瞬間、会場の明かりが消える。それと同時に変装したアールが現われ……。