ワシントンDCの裕福な郊外で、2組の夫婦が突然押し入ってきた何者かに殺害される事件が発生。そんな中、事件に触発された若者たちがインターネットを駆使して人を集め、暴動を起こす。
火事で全焼した家屋のタンスから2体の白骨死体が見つかる。1体は家主のものと判明し、ドレスを着たもう1体はセイラムの魔女裁判で殺された女性である可能性が浮かび上がる。
テリーとキムは、CTU職員の護衛のもと安全な場所へと移送される。一方、CTUの官僚的な妨害を押し切って、パーマーは尋問中のジャックとの対面を要求する。パーマーの力により、ジャックはCTUに復帰、捜査に戻るのか…。
宿敵ヴィクトリアを病院に閉じ込め、コンラッドが死亡してから半年後。憎きグレイソン家を破滅に追い込んだエミリーは、彼らの屋敷を買取り、改装を重ねていた。そして海辺の家から屋敷へ移り住んだ彼女は、“復讐のない夏”を楽しみたいとノーランに協力を仰ぎ“戦没者追悼記念日パーティー”の準備に取りかかる。その頃、ヴィクトリアは病院の患者仲間を巧みに操り、脱出計画を練り始めていた。運良く看護士の携帯電話を盗むことができた彼女は、助けを求めて屋敷に連絡を入れるが、エミリーの声を聞き言葉を失う。
警察に逮捕されたコンラッドは陰謀説を訴え保釈を要求するが、裁判長はすぐさま却下した上に、“デヴィッド・クラーク事件”の捜査再開の決定まで言い渡す。束の間の勝利に祝杯を挙げるエミリーたち。しかしその頃、エミリーがデヴィッドの娘であることを確信したヴィクトリアは「エミリー・ソーンにも私と同じ苦痛を味わわせてやる」と、さらなる“復讐劇”のシナリオを描き始めていた。一方、独房に閉じ込められたコンラッドは“脱獄”を計画。看守を買収し、外に出た彼を待っていたのは、まさかの…“あの男”だった!!