グレイ+スローン記念病院という新たな名前のもとで再スタートを切ったデレクたち。最先端のERも再開され皆浮き立つが、妊娠28週目に入ったメレディスだけは、おなかの子に障害があるという思い込みから抜け出せず、ネガティブな発言を繰り返す。そんな彼女の不安を取り除くため、デレクはあることを勧める。一方、アレックスが担当するガン患者の少年パブロは、ジョーがお気に入り。彼女が付き合う産婦人科のジェイソンに嫉妬して様々なイタズラをけしかけるパブロに、密かにジョーを想うアレックスも便乗する。
結婚パーティーの途中でスーザンが倒れた。蘇生を拒否していたスーザンの意思を尊重するアディソンに、冷たい言葉を浴びせるビジー。でもその本心が、愛する人を失う不安でいっぱいだと悟ったアディソンは、初めて母にある言葉を告げ、やっと親子として助け合えると喜ぶが―。その頃、胸にナイフが刺さった状態のリーが病院に運び込まれる。オペを担当するサムに、そのまま彼を死なせろと感情を爆発させるクーパー。しかしシャーロットは、リーを助けるよう指示を出す。オペを終えたリーの枕元に立ったシャーロットは…。
進行性のガンで余命半年と宣告されたオリバーは、化学療法を続けるのをやめて、死ぬ前にやりたいことを全部やろうとするが、免疫が落ちていたために休眠状態だったウイルスが目覚め、帯状疱疹を発症してしまう。一方、モーガンは母親が血管腫を切除しなければ数年の命しかないと診断されていることを初めて知らされ驚く。カーリーと結ばれたショーンは幸せいっぱいだったが、カーリーが本当の快感を味わってないと知り、仲間からアドバイスをもらいながらセックスの研究を始める。
ライトマンは早期発症型アルツハイマーの女性(ゲスト出演アネット・オトゥール)がばらばらになった記憶のパズルを解く手伝いをする。その過程で、いま命に関わるほどの秘密を明るみに出す。
フィーニーとディーン・ボランダーは拘束力のある約束をするが、他の人たちの関係はバラバラになっているように見える。