クロエ・ブリッジス

ノーランは非番の日にグレイに呼び出され、殺人現場に残ってひとりで番をすることになる。一夜が明けても帰宅許可の連絡がなく、ノーランは誕生日の朝を現場で迎える。一方、ティムとジャクソンは、ある家族を救った仕事が認められ表彰されることになっていた。張り切るジャクソンと無関心を装うティム。しかし、車に隠された麻薬らしきものを吸い込んだジャクソンはハイになり、ティムは追突事故を起こしてしまい……。

ラドリー精神病院でボランティア活動を始めたアリアは、ライアーズたちに興味を示すある患者について調べ始める。だが、別の攻撃的な患者に出会い、すぐに調査は暗礁に乗り上げてしまう。でももしかするとこの患者が、ライアーズたちの求める答えの鍵を握っているのかもしれない。同じく答えを探すスペンサーは町の変化に目を光らせておくため、エズラの作戦計画書をもとに、彼のスパイ道具を活用する。一方ハンナは、アリソンとケイレブの不和に巻き込まれてしまう。エミリーは、母親がアリソンを夕食に招こうとしたことで、友人たちに助けを求める。

ついにその日がやってきた。アリソンがローズウッド高校に復帰する初日だというのに、ライアーズたちもアリソンも心の準備ができていない。平静を装いながらも、数年前のダメージを修復したいアリソンだが、過去にアリソンが傷つけた人たちにとって、謝罪は本当に効果があるのか? モナと取り巻き連中がそんなに簡単にすますはずもない。一方、ケイレブと宿敵がローズウッドに戻ってくる。

ハンナは現在の状況が不安でたまらない。その上、父親が町にいない間にアリソンがマリン家に引っ越してくる。アリソンと一緒に住みたくないハンナはアルコールに手を出し、抜き差しならない状況にはまり込む。一方アリアは、町に戻ったエラの結婚式で花嫁付添い人を務めるが、重大なミスをおかしてしまう。スペンサーとエミリーは、アリソンの墓に横たわる少女の死体の謎を解くため、危険な手がかりを追いかけていく。

ローズウッドに戻ったアリソンは、グループのリーダーに復帰しようとするが、4人の友人たちが昔のように気まぐれな自分に付き合おうとはしないことに気づく。アリア、エミリー、ハンナ、スペンサーはアリソンからプレッシャーをかけられた上に、学校でも自分たちに注目が集まり、事細かに見られているように感じる。ほとんどの生徒がアリソンに起こったことに異常なほどに関心を抱いているが、戻ってきたアリソンに対して夢中で何か計画を練った者もいる。一方、落ち込みがひどいアリアは、思いもよらないところに慰めを求める。