フロリダにあるサマーヴィル陸軍士官学校の野外演習に出かけた生徒6人のうち5人が首を吊って発見された。遺体のそばにあった木の枝に“すみません”という謝罪の言葉だけが残っていた。ただ一人、ジョシュという生徒は行方不明になったまま。この学校はFBI長官の出身校であり、学校の評判に関わるとの判断で今回はストラウス自らチームと共に現場に入った。2週間前、新入生のベイリーが自殺したことが発端になり集団自殺を引き起こしたのか…。謎の集団自殺に前代未聞の事態が幕を開ける。
風邪を引いたと偽って病院を休み、家で言い争いを続けるクリスティーナとオーウェン。浮気の詳細を話すよう迫ったクリスティーナは、オーウェンの行為が中絶した彼女への仕返しだったと気づき…。その頃病院では、オーウェンがいない間部長職を務めて張り切るマークが、一人で暴走。カリーとアリゾナは、テディを励まそうとベイリーを誘って“女同士”の集まりを企画する。
病気で休職中のダッキーは12年前の案件を再び調べるため、海軍中佐の遺体を掘り起こす。チームが捜査する海兵隊員の事件は、ダッキーの昔の事件と関係しているかもしれない。
東欧で起きたウラン強奪事件を国務省が調査することになり、ジェイは国際安全保障・不拡散局のベテラン職員とタッグを組むことに。エリザベスは自らが主催する女性教育支援の国際会議にサウジアラビアの人権活動家を招待するが、彼女をよく思わないサウジ王家から理不尽な要求を突きつけられる。オハイオ州の姉妹がリビアのテロ組織に加入したことが世界的ニュースになり、米国とサウジアラビアの関係に意外な形で影響をもたらす。
パキスタン政府崩壊の危機を受け、同国が保有するすべての核兵器を回収すべく安全確保作戦の実施が図られる。だが協力を約束していたはずのロシアが土壇場で決断を覆したせいで現場は混乱し、エリザベスはロシア外相とモメることに。ジブラル・ディサ殺害のためイスラマバードに残ったマーフィ班は撤収が遅れて現地に取り残される。アリソンの校外学習のための許可証を巡って、エリザベスはまたしてもウォード学生部長とモメる。